パリまであとなんコギ

交通事故にて頸椎骨折し障害を得たリカンベント乗りが再びパリ・ブレスト・パリを完走するまでの記録(予定)

私と『宇都宮ブリッツェンとびわ湖なう』

12月11日 土曜日。

記事が前後しましたが、チームまんま主催の『宇都宮ブリッツェンびわ湖なう』に参加してきました。
しかし、北関東のチームがびわ湖でイベントって…
チームまんまと以前から親交のあった辻善光選手つながりらしいけど、おかしな話やで(笑


自宅から開催地の大津びわ湖競輪場までは50kmほど。
こりゃぁ当然自走だなと思ってて準備もしてたけど、いまひとつモチベーションがあがらず。
寒いのよね…
案の上朝の目覚ましを止めて暖かいお布団でぬくぬく2度寝。
寒いしね、輪行でいけば良いよね。
と言い訳しつつ朝めしをゆっくり食いすぎて出発が遅れ、会場には30分送れて到着。
すでにバンク1周の計測は開始されていたが、幸いにも私の順番はまだ。


のんびりと準備しつつ、ほかの参加者を眺めてみる。
大体40名ほどでまんまさんの知り合いが多い模様。
驚いたのが女性が結構多いこと。「バンクを走る!」なんてイベントだったので男性ばっかりかと思いきや、びっくり。


まずは、各自の走力測定をかねてバンク1周のタイム測定。
以前KCSCの400mバンクを走ったことはあるけども、びわ湖競輪場は500mバンク。
KCSCと比べるとカント角がゆるく、若干走りやすい感じ?


発走台を使用しての500m測定…
自分なりにがんばってペダルこいだけど結果は男性で下から4番目の35位…
うわぁ〜やっぱり俺遅いわ…
「ブ…ブルベかさんいん1300なら負けないんだからっ!」なんて負け惜しみが頭に浮かんでくるけど、まぁちゃんと練習してる方々には勝てるわけがないよね。
最近はじめたシクロクロスもそうだけど、速くなりたい、上位に行きたいならちゃんと練習しないと。


そうこうしてるうちに宇都宮ブリッツェンの選手&監督が登場。
やっぱり選手が現れると場が華やぐね〜



お次は、有志による200mフライングTTの計測。
まぁ、先ほどの500mTTの結果からドンケツあたりになるのは目に見えてるけど、楽しめるものは楽しみたいっ!ってことで、参戦。
今度は男性で下から7番目の19位っ!
しかし、この200mフライングTT、めちゃくちゃしんどい。
バンクを半周回ってスピードが上がったところで200mの計測スタートになるのだけれども、酸欠になって視野は狭くなるし足は乳酸でパンパンになるし、思わずエクスプロージョンしそうになった。
でも、(タンデムにソロで乗ってる)栗村監督にはタイム的に勝てたからよしとしよう。


参加者の中でタンデムで参加されていた方がいらして、どうやら『強い人が2人乗ればとんでもないタイムでるんじゃない?』みたいな話になったようで、ブリッツェンが乗ることに。
なんか皆さんうきうき顔でペダル交換したり、ホイール交換したり、サドル位置調整したり、ストーカー(後部に乗車する人)の姿勢はどんな感じが良いかなどと打ち合わせしたり…

やっぱ、自転車が好きなんだなぁ〜と微笑ましかった^^


最初にチャレンジした柿沼&斉藤コンビはいまひとつタイムが伸びなかったが辻&長沼コンビはすばらしく速くNo1タイムを叩き出した。すごく速かったけど、長沼選手がぴったりと辻選手の背中に寄り添い、タンデムで走る姿は…おもろい姿だった(笑


続いては競輪のローラー台チャレンジ。
『競輪場のローラ台はしっかりしてて市販のものより乗りやすいですよ』なんて仰ってたが、ローラ台購入したは良いが乗れずに放置してるのですよ、私は。んなこと言ったって乗れるわけがない!
まぁ、だまされたと思って試してみるか…


…乗れちゃった(驚
最初はやっぱりふらふらしたけど『目線は前に』を意識してやってやると、すんなり乗れてしまった。コレは感動的だぁ〜
ちょっと慣れてくるとWレバーの変速のために片手をダウンチューブに持っていく余裕すら発生。
いいなぁ〜このローラ台。家にも欲しい。
ウチのローラ台もがんばれば乗れるようになるかな?


ローラー台から次の催しまで間があったので、はるばる下関から司会進行をやりにこられてたBJさんとコロンさんにご挨拶。
帰りは軽バンで下関まで自走12時間らしい…ほんまにご苦労様です。


次なるは、500mタイム計測を元に同じようなタイム5人でのケイリン形式のレース。
若干小雨も振ってたし、路面もぬれてたし、ケイリン形式のレースなんて初めてだし大丈夫かいな?と思ったんだけど…
いざ始まってみるとアドレナリン出て気にならず(笑
本当の競輪でしようする発走台を使用して5人いっせいにスタート。
半周は先導車(TTバイクのまんまさん)がつくので、そこまでは位置取りの争い。
私は3番手の良い位置につけ、足を温存。
先導車がどけ、本格的なレーススタート。
先頭の方がええ感じにスピードを上げていく中で、3つ目のコーナ手前のストレートで2番手の方がタレダして後退し始めた。
こりゃイカンということで2番手をパスしつつ、スピードを上げていく。
逃げる1番手、追う私。後続がくる気配はないっ!
じりじりと1番手に迫るが残り距離は僅か。
差せるか、逃げ切られるか。だぁああああああ!
僅差で差しきりました。思わずガッツポーズ!
よく選手たちがスプリントでどっちが勝ったかは僅差でも走ってる選手はわかってるって言うけども、ほんまにわかるもんなのねぇ〜


しかし、同じようなレベルでグルーピングしてくれてるから白熱するわぁ〜アドレナリンでまくりでとても楽しかった。
やっぱり、誰かと競争するのは楽しい。そんで、勝てればもっと楽しい。


お次は最後のイベント2班に分けてのリレー形式の対抗戦。
どのような順番で走るかはそれぞれのチームで決める形式。早い人を先に持ってくるか、後にもってくるか…
でも、両チームとも遅いもの順にスタートになった模様。
私は黄色チーム、相手は緑チーム。
私は5番手くらいの出走だったけれども、黄色チームが優勢。
緑チームには走らないはずのBJさんも組み込まれてて、黄色チームの女性との勝負だったけれども、自分の自転車ではなくポジションがあわず、シューズもない状態で相手はかなり乗り込んでた女性だったのでかなり大きな差があいてしまった。
そんな、状態で私の出番。
『コレだけ差があれば気が楽だな〜』とお気楽に出走準備をする。
んん?なんだかみなが騒がしい。
ふと横を見ると…


辻善光選手だ!!!!!


ええええええ!俺の相手辻善光選手?トラックの得意な辻善光選手?
500mTTで私より11秒も速かった辻善光選手?
こりゃ反則や!緑チーム、タイム差を縮めるために切り札切ってた〜〜、なんも俺のときにぶつけてこんでもええやん…


死に物狂いで走ったが、さすがは辻善光選手。半周ほどあった差をかなり詰めてきた。
まぁ、追いつかれなかっただけ良しとしよう。


差をつめてくる緑チーム。
黄色チームのアンカーは栗村監督vs一般のかなり早い人。
黄色と緑の差はほとんどなく(?)で最終走者スタート!
がんばれ栗村監督!!!往年の逃げパワーを見せてくれ!!!!



うひw 半周ほどで垂れてきてあっという間に捕まって抜き去られたwwwwww
さすがです監督。お約束どおりです。
もーみんな大笑い。腹抱えてワロタ。

いやはや、寒いしびわ湖までいくの億劫だな〜行かんとこか?と一瞬おもったけど、行ってよかった。
腹抱えて大笑いして、競争してアドレナリンだして、とても有意義な楽しい時間でした。
開催された、Teamまんまの方々ありがとうございました。