パリまであとなんコギ

交通事故にて頸椎骨折し障害を得たリカンベント乗りが再びパリ・ブレスト・パリを完走するまでの記録(予定)

PBP2011 0日目 そこは異国の地

関空よりドバイ経由でフランスへ。
気になる預け荷物の重量は25.7kg、っと自宅で計ったときは30kgきっちりだったが?



お昼ごろにシャルルドゴール空港に到着。
とてもよい天気。空気はからっとして蒸し風呂の大阪などとえらい違い。

そして、さすがフランス。

空港に降り立ったら、クロワッサンが道端に落ちてる。
もう一度言います。さすがフランス。


トラックに自転車を積みバスにて一路ベルサイユのホテルへ。
自転車を梱包から出し、組み立て。
破損箇所は特になく、一安心。


みんなで晩御飯を食べ、就寝。


ぐっすり眠り、気持ちよく目覚め。
この日は車検および選手登録が夕方からなので、朝から昼にかけてはフリータイム。
自転車組み上げ後の試走をかねて仲間数人とパリ市内まで観光ポタリングにいくことに。
しかし、いつものオダ近メンバーと一緒にいるので、フランスに居る実感が薄い。
それでも道路を走ってみるとなれない右側通行だったり、どこから出ればよいのか分からないロンポアンなど少しづつ異国を感じさせる。
ベルサイユからパリ市内までは20数キロ。
丘を越えて目に入ってきたのは!!!!



エッフェル塔!!!!!
これには思わずみんな喜びの声があがってしまった。
いやはや、きたよフランス、やっと実感がわいてきたよ。


エッフェル塔を見物し

凱旋門を見物し凱旋門周回を回ってシャンゼリゼ通りを爆走。

オベリスクを見て

ルーブル美術館を眺め

ノートルダム大聖堂を訪問


シャンゼリゼ通りは石畳でTVで見るようにとてもじゃないけどあんなスピードで走れない。
まして石畳を避けての側溝走りは側溝の幅が狭いので怖いの何の。


リカンベントは欧州が本場なので、日本で走るように人々の視線を集めることなどないだろうと思いや、もうね、ガン見されまくり。
日本に居るときよりも珍しがられてたかもしれない。なんでだ?

そしてびっくりしたのが、パリジェンヌの自転車!
ベリブに乗ったフランス女性が我々を軽く抜き去り(もちろん格好はパリっ子らしいおしゃれな姿だ)、ハンドサインを華麗にだしつつ左折していく…
すげぇ、日本ではまず考えられない。


軽く昼飯を食って受付会場のあるサンカンタンへ。
会場へつくとリカンベントがうじゃうじゃ居るわ居るわ。
リカンベントなんて当たり前の平気の平左で、日本じゃまずお目にかかれないストリームライナーなんてのも至る所に!!さらにローイングバイクまで!!
さらにさらに!!超超レアな女性リカンベントライダーの姿まで!!!


嗚呼、ヨーロッパだなぁ〜と改めて痛感。

こうしてじわじわとテンションが上がりつつ夜は更けていく。