パリまであとなんコギ

交通事故にて頸椎骨折し障害を得たリカンベント乗りが再びパリ・ブレスト・パリを完走するまでの記録(予定)

さらばBaron ナローハンドル走り納めとオープンコックピットハンドル化計画発動

前回Baronに乗ったのは4月のこと。
京都400kmのブルベの時だ。

BRM404 京都400 400kmを走破して距離の壁をぶち破る(願望)
http://d.hatena.ne.jp/take3-HBR/20150404/1428155740

スタート地点の久御山まで行ったところで心が折れてDNFとなったのだけど、自転車に起因する長ティブは2点だ。


1.クランクが165mmだった
2.ナローハンドルだと右腕の麻痺の痛みが助長される


リカンベントでは短めのクランクでクルクル回す方が良い。
たしかにそうだ。
私がブルベを走り回っていた時は165mmクランクで軽めのギアを踏んでどんな峠もどんな距離も超えてきた。
さんいん1300も走り切ったし、四国1000も走り切ったし、PBPの1200kmも走り切った。
165mmクランクは私にとって最適なクランクだったのだ。


しかしっ!今は165mmは苦痛でしかない。
なぜか?今や以前のような走力がないのだ。165mmを踏める筋力が足りないのだ。
短いクランクは良い。確かに良かった。どんな峠もどんな距離も踏破できた。
しかしそれはそのクランクを踏める筋肉があってこそなのだ。


ってなわけで165mmクランクから170mmクランクへようやく換装しました。
あとはハンドルをオープンにすれば完了なのだけど、『Optimaから仕入れないといけない。手間もかかるしお金もかかるからそのうちでええわ〜』などとのんびり構えてたら、『すわっOptimaリカンベントの販売終了??』というニュースが飛び込んできたので大慌ててハンドルをステムをOptimaに注文しました。
いやーほんまに焦った。


さっそくハンドルを交換したいけど、ハンドルの交換作業は結構手間がかかる。
オープンに交換しちゃうとナローにはすぐに戻せないので、ナローハンドルでの乗り納めとして八幡までの往復60kmを走ってきました。

うーん俺のBaron恰好良い。


淀川沿いは晩夏を思わせるような雰囲気だ。トンボがたくさん飛び回ってるし、ミンミンゼミからツクツクボウシに奏者が変わっている。
夏は暑くて嫌なのだけど、どうして夏が終わりそうになると寂しく感じてしまうのか?
薄着のおねえちゃんが居なくなるからなのか?
わびしい。


久しぶりに乗るBaronはハイレーサーに比べ加速こそ遅いものの、スピードのびが素晴らしい。
吸い込まれるようにどんどんスピードが伸びて『あれ?もう35kmph超えてるの?そんなに踏んでないのに』みたいな感じで、気持ち良い走りだ。
平坦を長く遠く速く走りたいならローレーサーがベストチョイスだよね。


ただ、やっぱりナローハンドルは右腕に良くないようでスタートして10分もしないうちに痛みが出てきはじめた。
やはり今の体でBaronを愛してやるにはオープンへの換装が必須だよな。
腕への影響もさることながら、ナローハンドルだとオープンのように上半身を起こして前方確認とか、キックスタートが出来ないのが苦痛だった。
とくに車止めを越えた後のスタートが面倒なのだ。


1.シートに座って寝転ぶ

2.右足クリートを装着

3.クランク位置を12時に

4.バランスを崩さないようにクランクを踏み込んでスタート


これがオープンだと

1.シートに座って寝転ぶ

2.ケンケン、スタートっ


あゝものぐさな私にはオープンが性に合ってるのだ。怠惰な私をお許しください。



枚方凍氷でカキ氷を食べて、八幡の志ばん宗にてういろうを購入。


志ばん宗はポタで訪問したら休みだったり売り切れだったりして今まで購入できなかったが、ようやくだ。
ういろうを食べてみたけど、これがめちゃうまい!今までに食べたどのういろうよりも旨い。
ういろうをあまり好きではない家人も旨いと言っていたので、本当に旨いのだ。
これはまた今度ういろうポタを催さねばならないな。
志ばん宗最高。


これでナローハンドルのBaronとはお別れ。
今後はオープンハンドルのBaronとして生まれ変わるのだ。




…………
んー?…………


どうやらフォークのコラムの長さが足りないようです…
このフォーク、TRIGONの451フォークなのだけどコラムもカーボンなんだよな。
コラムはステムの締め込みの半分くらいしかない。
カーボンコラムの延長工作は高くつくだろうなぁ、フォークを買い替えた方が良いのか?


おまけにハンドルの内径が16mm位しかないのだ。私のBaronはバーコン仕様。バーコンの外径は19mmだ。
3mm足りない。
そうだ、忘れていた。今のバーコンを差し込むためにリュータでシコシコハンドルを削って内径を広げたんだった。ちょーーーーーーーー面倒くさかった。
あれをまたやるの? ゲンナリ


オープンハンドル化は前途多難のようで。


今日は八幡までの60kmしか走ってないのに下半身の疲労が酷い。
ハイレーサーで走ったときには何ともないのになぜだ?
クランクは170mmに換装してるからクランクの影響ではないはず。
なにが問題か?それは乗車姿勢だ。
Baronのシートは最大限起こしてるのだけどそれでもシート角は20度程度。
ハイレーサーは30度くらいだからかなり寝てる。

シートが寝るとペダルの反力を抑える為、ペダルを踏み込む為に体幹の筋肉をより使うことになる。
そうだ、私は体幹の筋力は低下してるのだ。
筋力低下している&普段行わない筋肉の動きのWパンチで疲労がでてるのだろうな。
まだ私にはBaronに乗る体ができていないということか?
まだまだ早かったか…






否っ!普段使っていない筋肉を動かせるということは良いリハビリになるはずだ!
リカンベントだって最初はハリケーンやXstreamにちゃんと乗れなかったではないか!
Baronにたくさん乗れば乗るほど鍛えられるはずだ。
大きく育て俺の筋肉、再び動くようになれなれ俺の筋肉。
ひゃっはーーーーーーーーーーーーーーーーー!



ということでコラムとハンドル内径の問題解決は急務のようです。
ハンドルは何とかするにしても、コラムの件はどうするか…