パリまであとなんコギ

交通事故にて頸椎骨折し障害を得たリカンベント乗りが再びパリ・ブレスト・パリを完走するまでの記録(予定)

Baron復活化計画 オープンコックピットハンドルで腕を伸ばせ!

Baronのナローハンドルが麻痺した右腕では辛いのでオープンコックピットハンドル化しようとしたのが8月のこと。

http://d.hatena.ne.jp/take3-HBR/20150822/1440254046

あれからかなり月日が過ぎてしまったけどちょとだけ進捗。



コラムが短いのでオープン用のステムの取り付けができないのが問題。
こんな感じでコラムを延長させるアダプターの作成を依頼しようと思ったのだけど。


スレッドコンバータでもできる気がしたのでチャレンジすることに。
コラムの内径が23.4mm、コンバータの径が22.2mm
その差1.2mmだ。
たった1.2mmだけどハンドルの構成物に隙間があるのは精神上、安全上良くない。
ということで、0.5mmのシムを作ることにした。


板買ってきて

ええ感じに切り出して


丸めます

ぴったりガタなく装着できました!


まぁそんな感じでようやく組み上がり。

うーーん?なんだこのフォルムは?
格好わる… いや、なんでもない。



とりあえず試走してみる。
うーーーーーーーーん?
私の好きなオープンコックピットなのに良くない。
なんだか良くないぞ。


まずステムが高いのだ。ステムが高いおかげで足元の視界が最悪。
3m先くらいから足元の路面がステムとハンドルに隠れて見えないのだ。
ナローハンドルでも足元の路面は見えずらかったが、”見えづらい”から”見えない”改悪されてしまった。


おまけにハンドルのリーチが長くて腕を伸ばせない。
ハンドル交換の主目的は腕に麻痺があるから腕を曲げるポジションのナローハンドルだと辛いのだ、だから腕を伸ばすポジションで乗れるオープンに換装したのだ。
でもハンドルが長すぎて腕を伸ばせない。


さらに速く走ろうという気がそがれる。
オープンだと気分的になんだかマッタリしてしまってナローハンドルのような戦闘的な感覚がない。
空力的にはオープンの方が有利なんだろうけど、気持ちが乗らないのは致命的だ。
まぁ、現状でセッティングが出来てない影響もあるんだろうけどね。


そもそもOptimaはオランダメーカだし、このステムとハンドルは巨人族基準で作られてるんだろうなぁ。
とりあえずステムとハンドルをカットして日本人に最適なポジションを探らないといけないけどめんどくさい…


それにしてもローレーサはやっぱりナローの方が恰好よいなぁ