パリまであとなんコギ

交通事故にて頸椎骨折し障害を得たリカンベント乗りが再びパリ・ブレスト・パリを完走するまでの記録(予定)

2011 関西シクロ プロローグ 南山城 高山ダム

気が付けば2011〜2012シーズンの関西シクロクロスの開幕。
この間桂川で最終戦を迎えたと思ったのに、月日が経つのは早いものです。


というわけで、シクロクロスの活動開始!
初戦はプロローグとなる南山城 高山ダム。
昨年とは場所が異なるのだけど、去年の南山城は泥んこのイメージ。
今年はどんなとこだろうと思ってたらば、金曜から土曜にかけて降り続ける雨、雨、雨。
これは…と思ってたら案の状全国のシクロクロスファン大喜びの泥ステージとなりました。


ステージ全貌

朝一の時点ですでに路面は泥模様。
自転車が通るたびどんどん路面が熟成され、ぬるぬるのドロドロに。

ちょっとしたドロップオフ。
久しぶりなので恐怖で体がこわばったり…

恐怖の30段階段があったり…

一周は短いけどもバラエティに富んでいてなかなか楽しい。


朝5時起床、輪行にて月ヶ瀬口まで輪行
受付を済ませてさっそく試走。
4周ほど回っただけで、既に体も自転車もドロドロ。


うん。これは楽しそう。
シクロクロスでの泥コンディションは最高に楽しさを増すスパイスなのだ。


今回はプロローグということもあり、いつもとタイムスケジュールが違いC3クラスは一番最初。
いろんなクラスがまじりあって100名近くが同時に出走するそうなw


前列2列目でスタート。
皆、いつものような鬼スタートダッシュはなくかなりおとなしい。プロローグだからか?
でもまぁ、ずんずんと快調に抜かれていく。
レース始まったばかりなのに既に息は絶え絶え、足はパンパン(笑
というか、いつもマッタリブルベしか走ってないから、こんな心拍Maxの状態で走り続けるなんてなれていないもんね。
試走では恐怖を感じたドロップオフもアドレナリンが出たレース中なら『ヒャッハー!』状態で転がり落ちるように下れる。
そして30段の階段で現実にかえる。
これ…しんど…い なんで30段もあるんだよ〜普通に駆け上がってもしんどいのに自転車担いでだからなおのこと。
階段をすぎたらちょっと長めの下り。
ここも『ヒャッハー!』とハッスルしたいところだけれども、木の根っこが横たわるのが2か所。
さらにぬかるんでいるのであまりスピード出すと前転する危険性あり。
2か所の木の根っこがまたいやらしくて1個目は明らかに根っこがあることが分かるくらいの高さがあるから、視認してピョンと飛び越えることができるのだけど、2個めが中途半端な高さ&泥にまみれて視認しづらい&下りの終わりの方にあるからスピード出たところでガツンといっちゃう可能性大。
というか、何人も前転して怪我をしてたようだ…


泥コンディションは北神戸と希望ヶ丘以来だけれども、きちんとペダリングしないと簡単に後輪が空転するし、ハンドルがとられて自転車が斜めに進んでいく。
さらに、泥で抵抗が大きいからギアを軽くしがちなんだけど、どうも重いのをゴリゴリしたほうが走りやすい気がした。いやーほんま楽しいわ。泥、泥、泥。


3周目に入ったあたりからもう心臓が口から出そうになてって、うぇうぇとえずきながら走ってる状態。
脚もまわらないし、如何に体が全然できてないことがよくわかる。


100名ほども走ってるのに、ほぼ他人を抜き去ることなく6周回してゴール。


28/39位 順位%:66%


まぁ、初戦としては転倒もなかったし怪我もしなかったし、一般人としては上出来でしょう。


お守りのかえるさんもいったいこれはなんだ?という状態。

レース終わって階段登ってたらビンちゃんに『これは熊ですか?』と突っ込まれるし(笑


もーーー自転車はドロドロ。あー楽し。


距離: 7.11 km
タイム: 34:17
平均スピード: 12.4 km/h
高度上昇値: 143 m
カロリー: 442 C

心拍
平均心拍: 176 bpm
最高心拍: 190 bpm

温度
平均気温: 20.8 °C
毎分気温: 20.0 °C
最高気温: 24.0 °C


走り終わって、CM1の観戦。
エキップアサダ後援会でお世話になってたお友達の応援。
すると「前輪パンクしたーーー」とのこと。
あらら、まぁ替えのホイールをピットに用意してるでしょうと思ってたらピットに入る気配なし。
もしやと思って、ホイールが必要か尋ねてみるとほしいとのこと。
今何位かしらんけど、とりあえず私のホイールを持ってくるかーと小走りで取りに行く。
そして、ホイール交換、なんだかえらい慌ててはる。のんきにがんばれーーと送り出したらば、なんと実はトップを走ってたようで何とかそのまま優勝されました(驚


俺のホイールのおかげだな(笑


しかし、シクロクロスでは前輪のグリップ能力はとっても大事なんだけど、あんな泥コンディションでよくもまぁ前輪パンクした状態でしばし走り続けたものだと。
脚力もさることながら、テクニックも必要なんだよね…シクロクロスって。


ほんま、楽しいわなぁ〜


プロローグは楽しい楽しい泥コンディションで終了し、関西シクロの2011シーズンが開幕したのだ。
今年も怪我しないように楽しみまくろう。