BRM428 別府200k Heaven Week 1st Stage 200/1500
ブルベを初めて3年目。
はじめた当初は300km走るのもようようだったのだけれども、あれよあれよという間に距離感が破壊されどんどんと新しい刺激を求めるような状態になってしまった。
1000kmブルベも完走、フレッシュ2回完走、PBPの1200kmとランドヌールとしての人並みの目的は達成してしまった。
刺激に慣れてしまうともっと強い刺激を求めてしまうのは人の性なのだろうけど、このGW期間に魅力的なブルベが開催された。
Heaven Week
なんと200km、300km、400km、600kmを連荘で開催し、1週間でSRを取得してしまうというキ○ガイめいたスケジュール。
これに参加せねば、ランドヌールの名折れ！とばかりに喜び勇んでエントリー。
今年はGW期間に埼玉主催の東北を走る1700と福岡主催の九州を走る1500の2つが開催されていたが、福岡には2人のリカンベント乗りのランドヌールが居る！そら福岡に参加せなあかんやろ！ってことで福岡Heaven Weekに参加することになった。
使用するバイクはリカンベントのどれにするか少々迷った。
PBPを走り切って実績のあるローレーサのBaronか。
登坂に強く車重が軽いが400までしか実績のないハイレーサのForce5Proか。
先日購入したばかりで実力未知数のトライクのVortexか。
今回走らねばならない距離は1500km。やはり無難にBaronを選択。
ハイレーサも使いこなせるようになりたいのだけど、雨対策が不十分なのだよね…
さて、長期間のブルベになるためバイクの装備は基本的にPBP準拠。
リアキャリアにトップバッグとサイドにオルトリーブのバッグを一つ。
電装関連はハブダイナモからE-WERKを介してバッテリへ充電しつつ、Edge800へ給電。
日中はEdge800とし、日が落ちてからはライトのE3 Tripleと尾灯のE3 Tail Lightへの給電に切り替え。
尾灯はいつものCateyeでもよかったのだが、夜間走行が多くなるため電池交換が必要になるのがおっくうなので尾灯もダイナモから給電して半永久的に使えるようにしてみた。
本格的にE3を投入するのは今回が初になるが、果たしてどうなるか…
タイヤはフロントが20インチ451サイズのIRCのLoadLite、リアが700x23cのパナレーサのツアラー。
天気予報では雨の予想もあり、気温は28度〜10度まで幅広し。
恐らく日中は日光に照らされて干上がると思われるのでジャージの選択は以下の通り。
上：半袖ジャージ、夏用アンダー、UVアームカバー、輪切りキャップ、指なしグローブ
下：ビブショーツ、UVレッグカバー
防寒着をサイドバックに搭載し、日が落ちてからの気温の変化に対応する予定。
アームウォーマ、レッグウォーマ、ベスト、春秋指付グローブ、ウィンドブレーカ、ヘッドウォーマ、バフウォーマ、シューズカバー
雨具は上下セットにシューズカバーとレインヘルメットカバー。
と、準備を整えリカンベントを輪行して一路飯塚へ前泊移動開始。
ホテルに入り準備を整えて早めに就寝。
と、30分後に電話が鳴り強制的に起こされる。せっかく眠りに入ってたのにその後全く寝付けなくなり、3時ごろまでもやもやとしてしまうこととなり、結局寝不足でブルベを迎えるのであった。
■1st Stage BRM428嘉麻〜別府 200k
ルート
http://yahoo.jp/tPJHTk
距離は200kmと短いが序盤にある標高820m位の英彦山の登坂。
翌日からの本番に向けてなるべく足を使わずかつ、早めにゴールして別府温泉を楽しみたい。
さて、どうなることやら。
〇スタート〜PC1
スタート地点へ行くと、わらわらとランドヌールの姿が。
そして、一番のお楽しみであった福岡のリカンベント乗りが！！
代表の愛車
てれすけさんの愛車
お二方ともHeaven Weekフル参戦。 うーん、素晴らしい。
私がブルベに参加しだしてからは近畿でのリカンベント参加者が減ってしまっており、ほぼ私のみになっているので寂しい限り。
登坂はちょっと遅いけど、ロードに比べて肉体的ダメージが少ないのでロングライドにはほんと最適なバイクなのに利用者が増えないのが残念無念。「手の痺れが抜けない…」とか「尻が擦り切れて痛い…」とか「首が回らない…」なんてこととは無縁になるのにな。
リカンベントに関するアレやコレや、バイクに施した工夫など話てるうちにスタート時刻。
のんびり走りますか。
この日はとても快晴、日が登ったら熱くなりそうだ…
英彦山のとっつきまでのんびり走って、登坂開始。
10kmほどもあるのでムキにならないよう、頑張りすぎないよう軽めのギアで登っていく。
なかなか緩急があって登り甲斐のある山で時々10%越えがでてきてひいこらひいこらと。
あーしんど。
英彦山を超えたらPC1までは下りのみ。
正直登坂があるのでPCクローズ時間に間に合うか心配だったが、ついてみれば1時間ほども余裕あり。
時間：3:18:26 距離：66.73km 区間Ave：20.2
〇PC1〜PC2
PC1併設のラーメン屋さんにてチャーハンセットを補給。
腹いっぱいになったところで再出走。
耶馬溪の素晴らしい景色を眺めつつPC2へひた走る。
途中460mほどの峠があるが、これものんびりと。
と、走ってたが持病のアキレス腱の痛みが徐々に発生し始めた。
初戦の200kmから痛みが発生するとなると、残りのBRMの完走が難しくなる…
アキレス腱を伸ばしたり、ペダリングを調整したりしてこれ以上ひどくならないように心掛けての走りに切り替える。
時間：2:05:50 距離：48.60 区間Ave：23.2
〇PC2〜PC3
このころになると日光の照射がきつく、夏同様の灼熱地獄。暑い…
日焼け止めを塗りたくるが、効果あるのだろうか…
時間：2:24:00 距離：48.97 区間Ave：20.4
〇PC3〜Arrive
あちぃあちぃと、別府の町に入りゴール。
時間：1:37:25 距離：37.43 区間Ave：23.1
まま、200kmなので特に問題なく終了。しいて言えば日光にやられたことか。
ゴール後、一通りジャージの洗濯やら別府温泉を堪能。
そして、ジョイフルにて肉を補給。
翌日の600kmに備えて早めに寝るのであった。
つづく。
