BRM526 中部600 その2 ハイレーサーでちょっと砂丘まで
鳥取へ到着してしっかり補給。
昼過ぎからずっとカレーを食べたかったのだけど、いくPCいくPCすべてカレーの在庫なし。
くっ…誰かカレー好きが何人か先行してるに違いない。
というか、かなり後ろの方を走ってるので、おにぎりとかパスタの在庫も薄いのだけどね…
アキレス腱の様子は痛みはあるが、ええ按配の踏み方をしてるので激痛には至らず。
ただ、常ではないペダリングをしてるので他のところに負荷が掛っており、膝と大腿の付け根に痛みが発生しつつある状況だけど、なんとかなりそう。
晩御飯と湯村温泉でつくった温泉玉子を頂く。
ちょっとゆですぎて固ゆでになってるけど、温泉の風味が効いててウマウマ。
わざわざ大阪から生卵を運んできた甲斐があったというものだ。
補給済ませて復路を走り出す。
っと、その前に鳥取砂丘前で記念撮影。
まぁ、真っ暗で何もみえなかったけど…
そういえば鳥取のこの道はさんいん1300で走った道で懐かしい。
あの時はハチ北への登坂を避けるために海岸沿いルートで餘部〜香住〜豊岡へ抜けたのだけど。
養父へ向けて峠3連発を抜ければこのコース終わったも同然!!
標高が162→318→416徐々にあがっていく親切設計の登坂で、斜度もあまりきつくない。
思えばこのコース10%を超える斜度ってほとんどなかったのでは?ここの峠も5%くらい。おかげでフロントトリプルの内インナーを使うことはなく、ミドルxローで乗り切れた。流石、登坂に強いハイレーサー。
深夜のハチ北、すでに時間は1時。
予想はしてたけども、気温はかなり下がっていて10度。
流石はスキー場があるハチ北。寒い…
下りに入る前に腕をUVカバーからウォーマに変更しベストを装着。
ハチ北の下りに入る。
いやーーーーーーーーーーさむいいいいいいいいいい!!!!!
PC7養父到着するも、どこかお店でゆっくりしたい…
っと、コンビニをすぐに出発したのは良いけどこのコース、深夜営業のお店がオンコースにほとんど無い…
どっかにマクドがあったなぁ〜、なんかないかな〜と深夜の道を走りつづける。
あ〜明りのついてる看板がある!あそこに入ろう!!!
っと思ったら、仏壇店の看板だったり…紛らわしい。
ようようマクドを見つけて休息。
しかし、寒い。
600kmは仮眠をとる時間はたっぷり(といっても3〜4時間だけど)あるから、眠らずに走るよりも大休止をとるのが正解だと思う。
とくにこんな寒い夜は温かいところで休むのが一番。なんだけど、今回は大休止場所を取ってなかったし、ご休憩ホテルなんてのもルート上にほぼなし。
なので今回は徹夜走。まぁ、帰りの電車の都合もあるので早くゴールするに越したことは無いのだけど。
そして迎えた日の出。待ちわびたあさひ。
明るくなると自然と目も覚めるしパフォーマンスも向上するはず。
…の筈だけど、スピードが上がらず。
おまけに舞鶴あたりからずっと向かい風。全くスピードが上がらず、風くわえ日光の容赦ない照射にあぶられジリジリと焦げる。そして相変わらずトラックの数が多くこれにももう辟易。
そして近江今津までやっと戻ってきた。
嗚呼、ここから南下すれば家にすぐに帰れるのに。温かいお風呂にフカフカベッド、おいしいご飯が待ってるのだけどおおおおおおお。
などと、泣き言を思いつつ走る。
そして最後の登り、関ヶ原へのアプローチに入る。
やるぜえええ、と意気込んでみたが案外斜度が緩くアウターでさくさくっと登れてしまった。
関ヶ原を超えたらあとはド平坦なのだけど、大垣の信号地獄が待っている。
アキレス腱が痛いからクリートを外す挙動はかなりつらいのだけど…
っと頻繁に信号に引っ掛かりつつ、最後の最後でまたしても向かい風に吹かれながらようやくゴール。
往路は区間Ave24とか25とか出てたのに復路では最高が21で18とか17とかで、復路でかなりやられてしまったようだ。
ゴール後はしばしみなさんと歓談してから撤収。
しかし、中部のスタッフは2名だったのに各PCに先行して出迎えてくれたり、なかなか大変だったろうと思う。
私らは眠くなったらそこらで寝ればよいけど、そういうわけにもいかないだろうし。本当にご苦労様です。ありがとうございました。
距離: 615.82 km
タイム: 35:46:20
平均スピード: 17.2 km/h
高度上昇値: 4,575 m
カロリー: 9,447 C
平均気温: 21.6 °C
移動時間: 25:52:27
平均スピード: 17.2 km/h
Avg Moving Speed: 23.8 km/h
最高速: 67.9 km/h
高度
高度上昇値: 4,575 m
高度ロス: 4,572 m
最低高度: -2 m
最高高度: 422 m
心拍
平均心拍: 115 bpm
最高心拍: 168 bpm
温度
平均気温: 21.6 °C
毎分気温: 9.0 °C
最高気温: 48.0 °C
さて、ハイレーサーを600kmブルベに投入してみた感想は…
・登坂はローレーサーよりも格段に楽
・平地や向かい風での速度の伸びが悪い
・シートが比較的起きてるため、尻に体重が集中して若干痛みが発生していた。
ロングライドだともっと寝かせた方が空力的にも体重の分散的にも吉。
やっぱり、ロングにはローレーサーの方が断然楽に走れるなぁと再確認。