パリまであとなんコギ

交通事故にて頸椎骨折し障害を得たリカンベント乗りが再びパリ・ブレスト・パリを完走するまでの記録(予定)

GF吉野2012へ向けて リカンベントでの完走を目指して

さて、この週末はGF吉野が開催される。
おそらく日本でも有数の山岳グランフォンドだと思う。
なんてったってスーパーロング(SL)コースは198kmで獲得標高は4000m!
1キロ辺り10mの獲得標高が一般的なコースと言われる中、倍ですね。倍。


今年で出走は4回目になるけどいまだに完走したのは1回こっきり。
初回はロードで挑んで五番関で足きり、2回目もロードでゴール閉鎖5分前にゴール、3回目はリカンベントで五番関で足きり、4回目もリカンベントで最終関門の黒駒で6分のタイムオーバ。
もうちょっとでリカンベントでクリアだったのだけどねぇ…


一般的にはリカンベントは坂に弱くというか登坂が遅いのでこんな山岳イベントは不利で無理だろうと思われがちです。
しかし、私のリカンベントのお師匠様はSLコースをクリアしてるんですよね。
なので、やってやれないことはない。


ということで、今年で5回目のチャレンジとなります。
もちろんリカンベントで!使用するバイクはハイレーサーのF5Pro!


4回目のチャレンジは途中で眠くなって15分仮眠を取ってしまったのでまじめに走ればクリアできるはず。
なのだけど、今年は5番関を通らず行者環峠ルートに変わってしまった。
今まで登ったことの無い行者環峠、果たして大丈夫なのか?
今までのコースと比較しつつクリアまでの道筋を検討してみたい。


2010コース(7時スタート)

2012コース(6時スタート)


コースを比較すると1つ目の関門を越えて野迫川エイドにいたるまでのルートが2010には6km標高差390m程度の天辻峠があったのだけど、今年はそこがなくなっており後半は楽そうに見える。
ということは、行者環峠関門さえ越えてしまえば光が見えてくるというものだ。


さて、前回の走行タイムは以下のとおり
たかすみエイド 41km 8:50
足の郷 下  9:19
足の郷 頂上 10:15
5番関 下   10:47
5番関 頂上  11:58
野迫川    15:20
黒駒     16:36


まったく練習できてないけど、足の郷まで前回並みに走れたと仮定して足の郷頂上着が9:15とすると、行者環関門まで34km。
クローズ時間が11:30だから持ち時間は2:15。グロス14.6km/hで進行すれば間に合う計算。行者環峠は9kmで600mの登坂なんだけど、たどり着けるのか?
嗚呼やっぱり試走しておけばよかった…不安で仕方ありません。


練習していないのもさることながら体重も以前より増えてるので状況は不利。ダイエットは失敗でした、だってブルベでまったくやせないんだもの…
せめてF5proだけは軽量化しておこう。
足回りも軽いホイールを奢って。
悩みどころはタイヤ。
ブルベでも安心、信頼のMassaT2301を使いたいところだけど、てもちのT2301はブルベに使用して消耗している。
ちょっとこれでは足の郷の下りなどでは心もとない。
かといって、あらたに買うには手元不如意。
仕方ないので、ストックにあったコンチネンタルの4シーズンを投入することに。
このタイヤまだ使ったこと無いんだけど、大丈夫だろうか?
パンクしなければ良いのだけど。