パリまであとなんコギ

交通事故にて頸椎骨折し障害を得たリカンベント乗りが再びパリ・ブレスト・パリを完走するまでの記録(予定)

トライク、Vortexの輪行でフライハイ!

魅力的なトライクを販売しているメーカICE。
折り畳みができるのが魅力のひとつなのだけど2012のVortexには折畳み機構が省かれてしまった。
2012モデルはスピードに特化するモデルチェンジをしたので、折り畳みがなくなったのは軽量化のためなんだろうけど…


折り畳みができないと輪行できないやん!
ってことで、私のVortexは折り畳みができるように改造済です。
以前からリアフレームはSprintのものを装備してるので、フレームの折畳み機構はばっちり。
残るはハンドル部のみが課題だった。

いろいろ方法を考えたものの、ポケットロケットのハンドルのように心棒を作って分割することに。


まずは、アルミの加工屋さんに依頼してハンドルの内径ぴったりのアルミを削りだししてもらう。


ハンドル合体させた時の位置あわせピン用の穴を開ける。ピンはM4の芋ねじを使用。


穴の位置にあわせて切断。

パイプカッターだと楽なんだけど、内径が小さくなってしまうので金のこでがりがりと。


あとは、割りを入れて心棒をハンドルにエポキシで接着して完成。



この加工のお陰でトライクの折畳みが完全に可能になった。
手順は大まかにこんな感じ。

シートとキャリアをはずして

前輪とフェンダーを取り外し、分割加工したハンドルを抜く。


ぐりっとリアフレームをたたんで

横に立てて輪行袋

輪行袋の右側のポケットにはシートとフラッグが、左側には前輪が入ってます。さすがはトライク専用輪行袋、よく考えられています。


ベルトかけてチャックを閉めたら、はい、完成。

ちなみに重量は20kg越え。
めっぽう重い、右肩で担ぐのだけどあまりの重さで腰が痛くなる…新幹線で4号車から11号車までホームを移動するのに3回も休憩入れつつ移動する羽目に。

でもこのコンパクトさはリカンベント随一で、新幹線のシートの後ろスペースにすっぽり納まる。


これで、トライクでどこへでもいけるようなったね!
ただ、重いのと輪行袋がかさばるのが難点。
ラディカルデザインのトライク用輪行袋なのだけど…重量は1.8kg。
サイズはヘルメットよりもデカイ。

タイヤやシートの収納ポケットついててさすがの使い勝手なんだけど、うーーんデカイ、重い。
うすうす生地で作り直すか?

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っと、折畳みについて紹介してみたけど、2012のVotexなんて日本向けにそんなに玉でてないだろうし糞の役にもたたんね。きっと。