パリまであとなんコギ

交通事故にて頸椎骨折し障害を得たリカンベント乗りが再びパリ・ブレスト・パリを完走するまでの記録(予定)

退院1.5周年記念御礼、静岡の病院へのご挨拶まわり

大阪〜東京間のキャノンボール中に交通事故にあい首の骨を折る大怪我をしたのが2013年1月。
6か月の入院を経て退院。あれから1年と7か月が経過する。


事故にあって救急車で担ぎ込まれた袋井市民病院の先生や看護師さん達には本当にお世話になった。私がいまこうして再び自転車に乗れているのは急性期の大事な時期の面倒を見てくれた先生や看護師さんのおかげだ。


袋井から転院して大阪の病院へ移って退院して、仕事に復帰して、自転車に乗り始めて…
袋井の人たちにあの時のお礼を兼ねて元気になった姿を見せに行かねば。
などと思っていたのだけど、先日夏期休暇を取得できたので静岡に行ってきた。


袋井市民病院は私が退院したのちに閉院しており、掛川の中東遠総合医療センターに統合されている。
果たして、袋井市民病院当時の主治医の先生やリハビリの先生、看護師さんたちは掛川の病院に居るのか?はたまた別の病院へ移ったのか?
主治医の先生の在籍は病院のWebで確認ができるが看護師さんたちに挨拶ができるのか?


そんなことは杞憂で主治医の先生やリハビリの先生、看護師さんたち全員にご挨拶ができた。
主治医の先生は外来診察などで忙しいからお会いすることは無理かと思っていたのだけど、看護師長さんが手を回してくれて先生にお会いすることができた。
みんなとても喜んでくれたようで、看護師長さんの目にはうっすら涙が。
うううう…私も嬉しいよ。本当にありがとうございます。


担当看護師さんと話をしていた中のやり取り。

看:「そういえばなぜこんなところで自転車で事故にあったの?」
  「大阪から東京まで自転車で行く途中って言ってたでしょ?」
  「でも、、頭を打って混乱してたからね。だからそんなわけのわからないことを言ってるのだと思って他の。ずっとなぜ大阪の人が袋井で自転車に乗っていたのか気になってたのよ。」


いえ…混乱していたわけでもうわごとでも妄言でもなく、本当に大阪から東京まで自転車で移動してたんです(笑)
男ってほら、冒険とかチャレンジしたいですやん?それですわ〜


などと。
そら「24時間で大阪東京間を自転車で」っておかしいとおもうよね。しゃーない。



念願のご挨拶ができたあとは、事故現場へ。
事故の衝撃で現場の記憶もないし、袋井で入院中は外に出れないので事故現場を見に行くこともできずだったのだ。


私視点の交差点


右から走ってきた車にはねられたんだよね。
そしてこの角のコンクリート壁にぶつかったらしい。


このコンクリート壁に手を合わせてお参りをする。
さようなら元気だった私www



その後、看護師さん達から話は聞いてたけど、入院当時には行けなかった可睡斎へ。

可睡斎前のジェラート屋さんでこれまた、話は聞いてたけど食べに行けなかったジェラートを頂く。


ふぅ、入院当時にできなかった事故現場見分と可睡斎とジェーラートを達成したぞ。
挨拶もできたし、可睡斎も行けたしとても有意義な夏期休暇でした。
これでまた一区切り。