2014-15 関西シクロ　第10戦　桂川　楽しい泥は敵

前回の堺にてシクロクロスへの復帰を果たしたが、シクロクロスのレースで上位を狙うには問題は山積みだった。
特にランと外腹斜筋、腸肋筋がネックだ。外腹斜筋、腸肋筋が弱いということは何かを持ち上げる動作をする場合に体を支えられないという問題が発生する。
シクロクロスにとって自転車を担いで走るのは必須な動作でなのだけどね。
パワーも持久力も弱い、さらに担ぎも弱いとなると勝てる芽がないじゃないのｗｗｗ

とまぁ、そんなことも思うけれども復帰できただけでも儲けものなのでのんびり行きましょう。
とりあえず今期はシクロクロスのレースになれることから始めていこうね。
最終戦の桂川まで2週間しかなかったのであまり目立った対策はできなかったのだけど、日々の通勤などで足を上げて歩くことを意識した。足を上げることが出来れば体幹に刺激も入るしね。

過去2戦桂川では走ったけれども17位と22位でそこそこの順位。
決して苦手ではないので今回はあわよくば順位を50%以内に出来るかも。
などと期待していたのだけど、レース2日前の天気は雨。
レース当日は雪。

路面コンディションは泥！
試走だけで自転車はこんなドロンこ状態になってしまった。

見てくださいよ、このドロドロ。
以前ならば泥コンディションは好きだったのだけど、今の体では辛い。
泥を走るにはパワーが必要だし、乗れない区間は担いで走らねばならない。
パワーもないし担ぎも今やよわよわだｗ
そんなことなので、あわよくば順位50%を目指していたが80%に下方修正。

今回の桂川にはリカンベント仲間のKazさんと盛豚さんとkimotoshiさんとMizoleくんが応援に来てくれていて、良いとこ見せたかったのになぁ…
残念ではあるけれどシクロクロスの醍醐味である泥レースを見てもらえるだけでも嬉しいことだ。
きっと泥にまみれて楽しそうに笑いながら走る選手たちをみて彼らもシクロクロスを始めたくなるに違いない。うん。良かった。良かった。

スタート位置は3列目の好条件。
泥コンディションでは前にでた方が渋滞に巻き込まれにくいので有利だ。
号砲がなりスタート！
だけど、地面が重くてスタートダッシュがきかない。折角の3列目スタートだったのにズルズルと順位を下げる。
コース南側の比較的泥が少ないエリアを抜けて泥が厳しい北エリアへ。
もうドロンドロン。コーナなんて滑るし渋滞しまくってるしで、乗れたもんじゃない。
コースの4割は自転車降りて走ってるんじゃないかい？　そんな感じ。
泥に足を取られつつ一周目が終了。
まだレースは始まったばかりだけどすでにグロッキー状態。
泥をランするのも走るのもパワーが必要だから体力吸い取られてもーヘロヘロ。

二周目、泥エリアで落ちた順位を南エリアで挽回するが、南エリアで再び順位を落とす。
あ”あ”〜
目がぐるぐる回ってきた。しんどい！！！
疲れてくると足元もバイクコントロールもおろそかになって、泥のコーナでスリップダウン。
肩から倒れて頭が地面に叩き付けられる。

「ミシっ」

あ、あれ？？
なんか今、首から嫌な音しなかった？？？？？
一気に冷汗が噴き出る。
やばい。やってもたか？
体は動くか？感覚は？呼吸は出来てるか？

あ、良かった。体は動くし大事ないようだ。
落車はまずいね、俺は首弱いし。
この落車ですっかりテンションが下がってしまい、アドレナリンの分泌が少なくなる。
そうなると疲労感覚がどっと押し寄せてきてますます遅くなる。
うーんダメ。ダメダメ。

応援に来てくれたKazさんや盛豚さんやkimotoshiさんやMizoleくんの声援にも力なく答える。
うぼぉおおあーーー　シンドイ！

三周目。すっかりヘロヘロ。泥の少ないエリアもスピードアップできず。
シケインはノッシノッシという表現がぴったりくるような緩慢な動き。
極めつけは泥エリアの土手を歩いて登ろうとして登れず。ズルズルと下まで滑り落ちて一息つかないと登れない始末ｗ
シクロクロスをやっててこれまでで一番の辛さだ。
その後、泥コーナで2度スリップダウン。
もう疲れ果てて何周目を走ってるかすらも分からないけど、なんかみんなゴールしてる。
あと少しでこの苦しみから解放される！！
ゴール手前の泥区間も力なく歩き、走りゴール。

結果
49/56位　順位%：87%　走行%：79% 3周回

順位は燦々たる結果でありました。目標は達成ならず。
まぁ、この泥コンディションは今の私には不利だから仕方ないよね；；
くやしいいいいいいいいいいいいいいいいいい！

来季は見てろよ！もっと走れるようになってやる。
あ、でも泥の転倒怖い。また首が…ｗ

今季は堺と桂川の2戦しか出走できなかったけど、本当に楽しかった。
またシクロクロスを走ることが出来て良かった。
主催のみなさん、応援してくれたみなさん本当にありがとう。
また来年よろしくお願いいたします。