パリまであとなんコギ

交通事故にて頸椎骨折し障害を得たリカンベント乗りが再びパリ・ブレスト・パリを完走するまでの記録(予定)

大台ケ原ヒルクライム 3回目の挑戦は?

毎年恒例になった大台ケ原ヒルクライムへの参戦。
今年で3年目。
ロードにまともに乗るのはBRM423 名古屋600kmで90km走ってリタイヤして以来。
いや、そもそもバイクが新しくなって未だ50kmほどしか走っておらず。そも、ポジションが出てない。
そんな状態で果たして大丈夫なのか?


土曜。
実家へ赴き甥っ子姪っ子と汗だくになりながら遊んだ後、おやじに上北山村まで車で乗せていってもらう。
受付後、宿泊所の公民館に寝床を用意。
まだ17時だったので少しだけ試走に出ることに。
しかし林道に入るあたりで雨に降られ退散。少しだけしか走れなかったが、ポジションはまぁ、大丈夫じゃない?っといった感じ。
風呂入って、定番の北山食堂でカレーうどんを喰ってたら背後からどこかで聞いた声が聴こえてくる。
振り返るといつもブルベでお会いする方。もうお一方はお初だったけど昨年ブルベでリカンベントを見たことがあるとのこと。
うん、それは私ですねw


後夜祭を遠めに眺めながら就寝。21時。


こんかいの宿泊所、冷房なしだったのだけど、窓全開の網戸にしてたらもぅ寒いのなんのww まったく冷房なんて不要だった。


日曜。
5時起床。おきたら、他の人たちがだーーーれも居なかった。20名も居たのに、みんな早起きやね。
準備を済ませ荷物を預ける。大台ケ原に似合わないとても良い天気だ。今日はあつくなるぞ。


今年の目標は昨年のベストタイムを更新すること。
できれば1時間40分台、欲を言えば30分台に乗せたい。


しかしながら、最近のアキレス腱の不調でまったく乗れてないのと、乗れてない影響で体重が増えてしまってるのが問題。さらにバイクの調整も未知数。


さて、どうなるか?


レースがスタート。いつもは先頭集団からは置いていかれるのだが、今年は最初の8km区間はなんとか着いていけたが、斜度が大きくなる林道区間に入ってからはあっという間にペースダウンしておいていかれてしまった。
まぁ、登りでついていけるとは思ってないので問題なし。
淡々と上っていくが、なんだか尻が痛い。
林道に入ると10%以上の斜度で大体が15%、足を止めたくなる誘惑と戦いながらペダルを踏む。
なんとか前年よりも早いタイムで林道を抜けたいが〜と思いつつもつい足を緩めてしまう。
どうにも無理しないブルベ的な走り方が染み付いてるようだ(笑


林道越えて1時間10分。去年と同じタイム。
後は斜度がゆるくなってアップダウンのコース。残り10km。いけるか???
でもやっぱり例年通り足がいっぱいなのであまり踏めず。
くだりでがんばったらコーナをオーバランしかけあわや自爆事故しかけた。
やぱりスピードコントロールはカンパの方がしやすいね。シマノはガツンと効きすぎる。


ラスト1コーナ手前からもがいてはみたものの、タイムは
昨年から24秒落ち。
ふぅうううう、無理だったか。練習してないからあたりまえといえば当たり前だけど…
また来年がんばろう。


頂上は初めて見る良い天気の青空。気持ちよい!


ブースで振舞われてるそうめんをがっつく。
しかし、暑い中山を上ってきたのにみーーんなそうめんがつっり食べてるのよね。
食欲なくて食べれない…とはならない。うん、みんな良いサイクリストだ。
下山して、いつもの爺さん、婆さんのお帰り声援をうけ無事に帰着。
くそ、良い笑顔で手振りやがって。こっちも笑顔でありがとう!なって言ってしまうじゃないか!
ほんと、大台ケ原はこの帰ってきたときの爺さん、婆さんが楽しみで走ってるようなもん。来年も爺さん、婆さんに手を振り返すぞ。


帰りは10kgのザックを背負って自走。12kmくらいは5%程度の斜度の登り。
日はカンカンに照っていて暑い。灼熱。
ザックは重い。
足は重い。


ふぅふぅ、しんど。
川上の道の駅でソフトクリーム休憩をしてたら、大人数のサイクリストが入ってきた。
この暑いのに仲間でツーリングかね。大変だなぁ〜とボーっとしてたら、あら三船さん。
ああ、今日は確かGF吉野の試走会だったか。
ご挨拶してお話してるとNCAのお知り合いもやってきた。
ふむ、足の郷を今登ってきて、これから五番関ですか。
いやはや、ご苦労さまです。大変ですね。
え?私は今から下市口まで行って輪行して帰りますが?
え?五番関、無理ですよ。10kgのザックがありますし。
え?伴走車がある?


…なぜか大台ケ原HCの後に五番関を登ることにwww
まぁ、スタッフの方々の補助ってことで、ご一緒に。
参加者の方の前を引いたり、後尾を走ったり、GF吉野の経験談などを話しながら走る。
しかし、五番関上りはじめてから雨、雨。さっきまで天気だったのに。
1時間ほどかけて五番関を登り、洞川へ下っていく。
雨で体が冷えて寒いのなんの。
でも皆さん坂には辟易されてたが、良い顔をしてる。


本番お互いにがんばりましょうね。
GF吉野は単に走るだけではなく、パンクへの対策とか登坂の足の使い方とか、一般人だといろいろと工夫をしないとクリアできないとても難しい、大人の遊び。
今度は10月ということもあり、終盤の走行に備えて明るいライトの準備も必要だったり。
楽しみだなぁ。