パリまであとなんコギ

交通事故にて頸椎骨折し障害を得たリカンベント乗りが再びパリ・ブレスト・パリを完走するまでの記録(予定)

PBP2011 残滓 装備とダメージ

4年後への備忘録的に。


■使用バイク
リカンベント ローレーサ
Optima Baron 改700
フロントギア 52-39-28
リアスプロケ 12-27
ホイール 前:32h手組 SONdelux+ALEXRIMS R390 後:36h手組 79Dura+OpenPro
タイヤ 前:IRC RoadLite 後:Massa T2301
ライト 前:匠光楽ライト(正)、HL-EL520(副)
    後:TL-LD610-R(正)、Mars3.0(副)
    ヘッド:トラストファイア


エンジン 40手前一般男性
スペック 六甲山逆瀬川コース1時間、けいはんなサイクルレース中級 3週目足切、関西シクロC3 順位35〜50%
平日はローラ台には乗らず、週末に40〜200km程度を走る。ごくごく一般的な走力。自転車乗りとしては怠惰、走力は中の下もしくは下の上レベルか?

■旅費等々
オダ近のPBPツアーで30万くらい(うろ覚え)
その他現地での活動費などなどで5万程度
※1ユーロ=110円くらい


■装備
PBPに持っていくものリスト以前まとめたが、使わなかったものも多い。


・ウェア系
夜や早朝も含めて半ジャージで問題なし。寒い場合はアーム/レッグウォーマやベストで対応可能。


夜や早朝は冷え込むので腹巻していて正解。


ドロップバッグが使えるなら3セットあると快適に過ごせたかもしれない。
ルディアック毎、400km毎に着替えるイメージ。
でもなくても何とかなる。ジャージを脱がなければ気にならない(汗


レインウェアがあるならばウィンドブレーカは不要だった。


寒さを警戒して雨具フル装備を持って行ったが、今回は不要だった。
しかし2007年のような雨続きだとあったほうがよいかもしれない。


若干の雨なら濡れても気にならない。日本ほど不快ではない。湿気の違いか?


長袖ジャージ、長袖インナーは使わなかった。


PBP終了後他国のランドヌールとジャージ交換ができるのでJAPANジャージは2着以上購入しておくこと。


・薬系
胃薬。胃壁強化の胃薬は持って行ったが今回必要だったのは胃液の分泌を減らす胃薬だった。両方持っていくのが正解。


トイレットペーパとウェットティッシュは必須。


ひえぴた、貼るカイロは要らない。


歯磨きセットは必須。


シャワー浴びるならタオルを装備すること。


・補給食系
脚に自信がなければインスタントラーメンはNG。


ブラックサンダーは暑さでどろどろになってた。


虎屋の一口羊羹は最高。


水は途中で補給が難しい場合があるのでハイドレーション+エネルギー系ボトルのみで問題ないかと思われる。
空いたボトル1本分にコーラを搭載すべし。


・工具系
スポークは前輪、後輪フリー側、後輪反フリー側の3系統持って行ったがいまだかつてスポークなんて折れたことがない。
しかし、よくブルべでスポークが折れたという話を聞く。
PBPの場合各PCはメカニックが居るので700cホイールならPCまで凌いでメンテしてもらうことも可能。
しかし、小径ホイール用のスポークなんて在庫してないから持って行ったほうが無難。


・持っていけばよかったもの
UVアーム/レッグ
フレームナンバーやら国籍やらが分かるような名刺


■走行後ダメージ
ロードバイクの方々は尻が割れたり剥けたり、蟻の門渡りがしびれたり、手がしびれたり、握力がなくなったり、肩がバキバキになったり、首があがらなかったり、腰が痛かったり…
1200kmとなるとなかなか大変なようで。


その点、リカンベントだとこれらの症状は一切なく、ダメージとしてはすこしお尻に汗疹ができた程度。
肉体的な疲労もほぼ足のみ。上半身はシートにゆだねてるため楽ちん。
帰国後は時差ボケと走行の疲労で眠気があったものの3日もすれば回復。
90時間も走り続けたとは思えないほど軽微なダメージで帰国後すぐに仕事に復帰できた。
やっぱりリカンベントは最高。