パリまであとなんコギ

交通事故にて頸椎骨折し障害を得たリカンベント乗りが再びパリ・ブレスト・パリを完走するまでの記録(予定)

NHKの凄ワザ!の世界最速自転車の大会が開催中ですね

NHKの番組に『超絶 凄ワザ!』というものがあって、いろんなすごい技術を持つ人たちが出てきて競い合うという内容でいつも楽しく視聴をしています。
5月に「超絶 凄ワザ!世界最速自転車プロジェクト〜強豪オランダに挑む〜」というお題がありまして、なんとストリームライナーでバトルマウンテンに挑むというものでした。

http://cyclist.sanspo.com/248759


車両とフレームを一から開発してライダーは現役のロード選手。そしてオランダの強豪チームと勝負するというものでした。

ストリームライナーというのは流線型のカウルを装着した自転車で空気抵抗を極限まで減らした本当に速く走るためだけの自転車です。リカンベント乗りならば一度はあこがれる自転車ですね。

ストリームライナー画像検索
https://www.google.co.jp/search?q=%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%A0%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%8A%E3%83%BC&client=firefox-b&source=lnms&tbm=isch&sa=X&ved=0ahUKEwibyIza1o3PAhUjHGMKHbzjBq4Q_AUICCgB&biw=1366&bih=628


で、毎年アメリカのネバダ州で最速を競うイベントが開催されていてこの大会に出場するという〆で番組は終わりました。
その大会はWorld Human Powered Speed Challenge(WPSC)という名前で9月に開催なんですってね。


いやいや、いまは9月やん。すっかり忘れた。
と思ってWPSCのサイトを見に行くと『Japan Ryohei Komori Super Ketta Machine 162』という文字があるじゃないですか。

http://www.recumbents.com/wisil/whpsc2016/racerprofiles.htm


再三工業チームにも小森選手がWPSCにチャレンジしていることが掲載されていますね。
http://www.aisanracingteam.com/teamblog/2016/09/912-917-world-human-powered-speed-challenge.html



大会期間は9月12日から17日ですでに始まっていて、12日のリザルトが掲載されています。
http://www.recumbents.com/wisil/whpsc2016/results.htm


12日は5マイル(約8km)の走行なのかな?小森選手は88.25kphだったようです。
すんごい速いな〜と思ったけど122.91kphを出してるカナダの選手がいたりしてもうなんか別次元ですね。


ライダーがロード選手なので地力はあると思うのだけど、リカンベントタイプの自転車はロードとはまた筋肉の使い方が違ったりしてロードの力がそのまま使えるかというとちょっと違う。
リカンベントの練習をしないといけないのだけど現役選手だとシーズ中はロードメインだろうしなかなか難しいよね。
現役選手じゃなくてむしろ引退した選手とかの方がリカンベントに専念できる分良かったのじゃないのかな?例えば三船さんとかw
車体も他の参加チームと比べるとノウハウの蓄積が段違いだろうけど、どこまで上位に食い込めるか楽しみですね。


がんばれ日本チーム、がんばれ小森選手!


12日のリザルト。37.84kphという親近感をもてる成績の選手もいるのね。
なにかトラブルの影響なのかなとかどんな車体なのだろうかとか興味津々です。