パリまであとなんコギ

交通事故にて頸椎骨折し障害を得たリカンベント乗りが再びパリ・ブレスト・パリを完走するまでの記録(予定)

トー角調整

先日の東京からの自走ですぶ濡れ濡れになったトライク。
洗車&メンテのために部屋にドックイン。
洗剤で洗って脱脂して、注油して…図体がでかいだけにめちゃ手間かかるんですがっ。


ついでに、購入したときから放置していたトーインの状態を確認。


トー角とは(wikipediaより)
車両を上空から見たとき、進行方向に対しタイヤ前端を内側または外側に向ける角度をトウと言う。直進安定性などを調整している。 進行方向に対し前端を内側に向ける角度を「トウイン (toe-in) 」外側に向ける角度を「トウアウト (toe-out) 」という。


もともと中古で入手したものだから、「多分トー角は問題ないだろう」とポジティブに考えてたんだけど…
実際計ってみると、15mmほどもトーアウトの状態、前が広くて後ろが狭い。
トライクの場合トーゼロが望ましいらしいので、調整開始。


左右ホイールの前端と後端の距離を同じにしてやれば、トーゼロに出来るんだろうけどもフレームが邪魔して直線距離が測れない。
かといって適当な位置で距離を計っても、ネガティブキャンバー角がついてるから場所場所によってホイール間の距離は異なる。
ってことで、地面から同一距離にしるしをつけて其処を基準に調整することに。多分考え方はあってると思うんだけど…
細かい幅は突っ張り棒を使って調整。


2時間ほどかかって1-2mmほどの誤差でトーイン状態に調整できたと思うんだけど、根気が続かずこれで良しとした。
この作業めちゃくちゃ手間で面倒だなぁ〜


で、実走してみた。
『もしかしてこれでちょっと速度があがるかも?』なんて淡い期待を抱いていたが、そんなことはなく。
ただ、明らかにハンドリング性能が上がったような気がする。
今までよりもきびきびと曲がってる!気がする…
また直進安定性もあがったような気がする。
今までは、手を離すとすぐに左に寄っていく感じであったが、比較的まっすぐ走れるようになった、気がする。


さて、これまでの改造によりかなり巡航速度が上がったトライクのQだけど、希望とする『らくらく30km/h巡航』にはまだ遠い。
以前30km/h巡航余裕と書いたけれども、あれはフロントフェアリングの効果が大きかった模様。
現状では25-27km/h巡航あたりが妥当なところ。


次なるお題はこんなとこかな?
■リア700c化に伴い尻上がりになったためBB位置が下がった。BB位置が高い方がトルクをかけやすいのでシート位置をさげることにより相対的にBB位置を上げる。


まだまだ先は長い…


でも、トライクがブルベに使用できるレベルに高速化できたら使い勝手よいだろうになぁ〜
雨でも雪でもほぼスリップすることはないし、疲れたらそのまま居眠りできるし。


そういえば東京からの帰宅自走の際若干眠気が襲ってきましたが、2輪だと意識を失ってふらふら〜っとしたらそのふらつきで大体目が覚めるんだけど、トライクだと安定してるから…超危険でした。