パリまであとなんコギ

交通事故にて頸椎骨折し障害を得たリカンベント乗りが再びパリ・ブレスト・パリを完走するまでの記録(予定)

受難の金剛山ヒルクライムポタリング

10/26はみぞれくん企画の金剛山ヒルクライムポタリングだった。
行程は金剛山を登って帰ってくるという硬派なコースなんだけど、最近は旨いものばかり食べ走る軟弱なおっさんとは違って素晴らしい企画力!!! なかなかやりおる。


この日は快晴!輝く川面がとても綺麗だった。

柏原市役所に集合する。
今回は金剛山に登るとあって参加者は少ないだろうと思っていたのだけど、あにはからんや
なんと総勢7名もの参加者が集まったのだ。
リカンベント金剛山を登るという奇特なひとが7人も!!
なんと素晴らしい。
ちなみに関西ヒルクライムTTによると金剛山ロープウェイまでの登坂情報はこんな感じらしい。

標高差 540m
距離 10.2km
平均斜度 5.3%
最大斜度 10.0%

きっと私が企画したら多くても2人くらいしか集まらないだろうな…
ちなみいつもよく走りに行く某2名ほどは金剛山に恐れをなして不参加だったw



石川CRを経由して金剛山に向かって走っていくのだけど、石川CRは草刈りをしていないので見通しが悪い。
ただでさえコーナが多いのに生い茂る草のせいでブラインドカーブの多いこと多いこと。
そんななかコーナから結構な速度で飛び込んでくるロードの人たちが多く、とても恐怖を感じた。
歩行者も結構多いのに、そんな速度で走ってて大丈夫なのか?
そんな中みぞれくんは安全な速度でええ感じに先導してくれてる。なかなかやるじゃなーい。


金剛山に入りゆるゆると登っていく。
登坂が早い人たちはびゅーんと走って行ってすぐに見えなくなった。

私はというと登坂は遅いので最後尾。


お茶屋さんにて小休止。
ここではぜんざいがお勧めらしいのだけど、私はニッキ餅、草餅のセットを注文。

ここで誤算。
草餅というと手の甲くらいのサイズを想像していたのだが、予想外に小さ目だ。
んーーーなんだか物足りないけど、まぁ行けるでしょう。ちょっと登るだけやし。


休憩終わって再出発。
皆は相変わらずびゅーんと走って行ってしまった。
さぁ、最後尾をまったり登りましょうかね。


山の木々は紅葉しかけていてとても綺麗だ。

そんな山の色がわりを長めながらえっちらおっちら登っていく。
勾配はそんなにきつくないけど、今の体には結構堪える。だけど無理し過ぎな登坂ではない。
なかなか行けるやん?


などと思って気を緩めた瞬間に前輪に踵がヒット。
左がわへポテンっと転倒。
うう、恥ずかしい姿を見られてしまった…


千早城への登り口、金剛山の水場を超えてもうすぐゴールのロープウェイ乗り場か?
もうすぐもうすぐと思って頑張っていたが、なんだか目の前が暗くなってきて力が入らない。


う…これはハンガーノックかっ
お茶屋で小さい餅しか補給できてないのが仇になった。
もっと食べておけばよかったーーーーーーー!
黒糖を慌てて頬ばるも時すでに遅し。
どんどん目の前が真っ暗になってペダルを踏めなくなった。
あかーーん。登れん。
足をついて休憩。
もうだめだ…
未だかつて坂でもうだめだと思って先に進めなくなったことはなかったのだけど、今回はアカン。
ダメだ。
なんて俺は弱くなってしまったのだろう…


とりあえず黒糖の効果が出てくるまで待機してると、先にいった人が戻ってくるじゃないですか。
え?ゴールはもうすぐ?


ダウンしていた場所から数十メートルでロープウェイ乗り場に到着。

皆様おまたせしました。すんませんねぇ。


ロープウェイ乗り場近くの山の食事処でお昼をとることに。
今回はぜんざいを食べよう。あとメインのうどんは何にしようかな…
と迷っていたらお店の親父さんが「みなお任せでええな?」とのこと。
え?なんかもう決定事項のような口ぶりですが??
我々に選択権はなしなのね。


全員親父さんの圧力にまけておまかせうどんを注文することになった。
さすが山の親父さん。言葉に力がある。


私はすきっ腹状態だったのでうどんの前におでんを頂いていち早くお腹を慰める。

こちらがおまかせうどん。


思ってたよりもとても美味しいおうどんで、おまかせしたのは大正解だった。


あと、追加でぜんざいを頼もうと思ったら、ないとのこと。

おばあ 「あ〜ぜんざいあらへんねん。ずんだ餅でも食べとき。」
ぼく   「え?」
おばあ 「おいしいで、かまへんやろ。」
ぼく   「は…はい。」

そんなやり取りはまるで田舎のおばあちゃん家に遊びに行った時のやり取りのよう。


ずんだ餅もおいしくて、お店のおやじさんとおばあさんの受け答えがとても懐かしい感じがしてとても楽しかった。
金剛山に登ったらまた食べに行こう。


金剛山の下りは六甲山よりも走りやすくとても気持ちの良いものでした。
ただ、やはりハイレーサーではコーナでは怖いのであまり攻めれなかった。
次はローレーサ―かトライクで下ってみたいな。




その後、角屋へ。
途中金剛山ポタに参加していない寂しがり屋の某2人組から連絡があり、角屋にて合流。

ツアーの〆としてチョコソフトとぜんざいを頂いた。


店を出るとすっかり日が落ちて真っ暗で肌寒い。秋が深まって冬の訪れがもうすぐまで迫っているような夜だった。


久々に硬派なポタリングで心地よい疲労感と楽しいお店。
十分に堪能しました。みぞれくん企画お疲れ様。とても楽しかったよ。
また、企画しておっさんたちを連れまわしてくださいね^^


しかし登坂途中に転倒したり、ハンガーノックになったり自己コントロールが出来てないね。
もっと体を強くして鍛えないとね。


距離: 114.92 km
タイム: 7:08:18
平均スピード: 16.1 km/h
平均移動速度: 20.8 km/h
最高スピード: 61.2 km/h
高度上昇量: 945 m
カロリー: 1,930 C
平均気温: 21.6 °C

平均パワー: 132 W
最大パワー: 727 W
標準化パワー (NP): 143 W
強度係数 (IF): 0.717
レーニングストレススコア (TSS): 207.8